都立中高一貫校 『偏差値と推進校・指定校』から見た【国際社会教育・英語に力を入れている学校を徹底比較】
あなたは、どの都立中高一貫校がすばらしいか、どの学校に進めば将来が輝くものになるかと悩んでいませんか?
その際、英語や国際社会教育のカリキュラムに強い学校を知りたいと思ってませんか?
実は、推進校・指定校という制度があり、国際社会に対応した素敵なカリキュラムを行なっている学校があります。
そんな学校に入れば、国際社会に対応できる人になることや、国際的な経験をすることができるでしょう。
英語が得意になるかもしれませんね。
なぜなら、こういった学校は、国(文科省)や東京都の指定を受け、先進的で優れたカリキュラムを導入しているからです。
そして、そういう学校はまた新たな進歩的なカリキュラムを導入していくからです。
この記事では、国や東京都から国際社会に対応できるための推進校、指定校指定をされたことがある学校をお伝えします。
この記事を読むと、その学校が国際社会教育や英語教育に力をいれているかがわかります。
英語や国際社会に対応することのできる人を育てる学校かがわかります。
学校の選択に迷う原因は、その学校のことをよく知らないことです。
どのようなことに力を入れているかその学校の強みがわからないことです。
なぜなら、希望のカリキュラムを行なっている学校を選ぶことができなければ、国際社会や英語の勉強をしたいのにそれに対応したカリキュラムが少なければ他の学校がよかったなどと後々思うことでしょう。
具体的には合わない学校を選んでしまって、イヤイヤ学校に通うことになってしまったり、不登校などになってしまうこともあるかもしれません。
その学校がどのような強みがあるのかを知る方法として、推進校や指定校に選ばれているかを知ることは大変効果的です。
理系に対応したカリキュラムに強い学校に与えられる推進校指定校や、英語など国際社会に対応したカリキュラムが充実した学校に与えられる推進校や指定校があります。
今回は英語・国際社会のカリキュラムに強い推進校・指定校をご紹介します。
英語教育推進校
東京都が指定する英語教育に力を入れている学校40選に選ばれている学校です。
英語教育推進校とは
都立高校のうち40校が指定されています。
「使える英語力の育成」が目的です。
「話す」「聞く」に重点を置いたきめ細かい指導を行います。
主な取り組みや支援
授業中はもちろんん放課後の時間も活用して、ICTによるオンラインでの英会話が主な取り組みとして行われています。
外部検定試験による生徒の英語力測定を行う支援を行っています。
音声リーディング・ソフトの導入も推進しています。
英語教育推進校に指定されている学校
男子偏差値 | 女子偏差値 | |
白鴎 | 57 | 59 |
桜修館 | 60 | 62 |
富士 | 57 | 59 |
大泉 | 60 | 60 |
武蔵 | 62 | 65 |
南多摩 | 58 | 58 |
都立御三家の一角武蔵が偏差値的に抜けてます。また、都立御三家を食う勢いの桜修館や実力を上げてきている大泉が入ってます。
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白鴎、富士、南多摩は都立中の中では比較的偏差値的に入りやすいグループです。英語教育に力を入れたい方は狙ってみると良いかもしれません。
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東京グローバル10
次世代の国際理解教育のリーダーを作る国際教育に力を入れている学校10選です。
東京グローバル10とは
都内の都立高校・中等教育学校のうち10校だけが選ばれています。
指定校は、次世代のグローバル・リーダーを育成します。
外国語の授業の改善に向けて先進的な取り組み、学校独自の特色ある取り組みを実施をします。
外国語力の向上推進
外国人指導者JET-ALTの配置、在京外国人を活用したNon-JET-ALLTの重点活用
少人数指導の充実
生徒・教員のオンライン英会話
外部検定試験による生徒の英語力調査
音声リーディング・ソフトの導入
積極的な国際交流
海外研修
海外からの受け入れの国際交流活動
海外大学進学指導における情報提供
国際理解教育の推進
英語以外の外国語学習の充実や取り組み
東京グローバル10に選ばれている都立中高一貫校
男子偏差値 | 女子偏差値 | |
小石川 | 67 | 67 |
三鷹 | 58 | 58 |
立川国際 | 57 | 59 |
偏差値は都立中高一貫校のNO1小石川が抜けています。さすがは小石川といったところです。入れるのであれば積極的に受けたいところです。
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三鷹、立川国際は都立中高一貫校としては入りやすい方の偏差値グループです。積極的に受けたいですね。場所も近いのでどちらを受けるか悩む方もいると思います。
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男の子は立川国際(偏差値57)、女の子なら三鷹(偏差値58)を選ぶと入りやすいかと思います。
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国際交流リーディング校
国際交流に積極的な地域のモデル校、リーダー校です。
国際交流リーディング校とは
国際交流に関する学校の実績・特色を評価し、国際交流のモデル校として認定されます。
主な取り組みや支援
姉妹校交流で修学旅行などに訪問交流
留学生の受け入れ。
海外の教員や生徒の受け入れ。
第2外国語の設置。
異文化理解のための授業。
国際交流リーディング校に選ばれている学校
白鴎(偏差値57/59)、大泉(偏差値60/60)、三鷹(偏差値58/58) 、武蔵(偏差値62/65)
都立御三家武蔵が少し抜けています。
学校の場所が満遍なく分かれていますので、近い学校を選択するといいでしょう。
海外学校間交流推進校
海外の学校と姉妹校交流が盛んの学校です。
海外学校間交流推進校とは
短期留学や相互訪問、オンラインによる情報交換などを行う。
海外学校間交流推進校に選ばれている学校
白鴎(偏差値57/59)、大泉(偏差値60/60)、武蔵(偏差値62/65)
偏差値は男子が左、女子は右です。
都立御三家武蔵が抜けていますが、男子は大泉と武蔵で悩んでいるのであれば武蔵の受験も考えてもいいかもしれません。女子は大泉を選択するとコスパが良さそうです。
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WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業拠点校
文部省がおこなっている未来に向けたグローバルな人材を作る、国際教育事業。全国で28校のみ指定されている。(令和3年度現在)
国公立では筑波大学附属坂戸や広島大学附属福山や大阪府立北野高校、私立では渋谷教育学園渋谷、立命館宇治、同志社国際などが指定されている。
WWLコンソーシアム構築支援事業拠点校とは
文部省が行っている。イノベーティブなグローバル人材を育成する事業。
先進的なカリキュラムの研究開発・実践と持続可能な取り組みとするための体制整備をする学校です。
高等学校・中等教育学校と国内外の大学、企業、国際機関等が共同し、高校生がより高度な学びを提供する仕組みを構築する事業です。(アドバンスド・ラーニング・ネットワーク)
テーマ等を通じた高校生国際会議の開催、参加を行う。
高等学校のアドバンスド・ラーニング・ネットワークの形成により、WWLコンソーシアム事業の拠点校をめざす。
WWLコンソーシアム構築支援事業拠点校に選ばれている学校
白鴎(偏差値57/59)、南多摩(偏差値(58/58)
都立中高一貫校としては比較的入りやすいグループの学校です。
通いやすい地域に住んでいる方は選ぶと最先端のカリキュラムを受けることができると思います。
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都立中高一貫校の偏差値と推進校、指定校の表
都立中高一貫校のどの英語、国際理解教育の推進校・指定校にどのくらい選ばれているかを示した表です。
偏差値順に並べてみました。同じくらいの偏差値ならば丸が多い学校を選んだり、希望の推進事業の学校を選んだりということに使ってみてください。
学校 | 偏差値 | 英語教育 推進校 | 東京グロー バル10 | 国際交流 リーディング | 海外学校間 交流推進校 | WWL |
小石川 | 67/67 | ○ | ||||
武蔵 | 62/65 | ○ | ○ | ○ | ||
両国 | 60/63 | |||||
桜修館 | 60/62 | ○ | ||||
大泉 | 60/60 | ○ | ○ | ○ | ||
九段 | 58/62 | |||||
南多摩 | 58/58 | ○ | ○ | |||
三鷹 | 58/58 | ○ | ○ | |||
富士 | 57/59 | ○ | ||||
立川 | 57/59 | ○ | ||||
白鴎 | 57/59 | ○ | ○ | ○ | ○ |
表を見ると、白鴎が5個中4つに指定されていることがわかります。
偏差値的には入りやすい学校のグループですが、英語・国際理解教育に力を入れたい方は、お得な学校と言えます。
▼白鴎高附属中受検の塾について詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ!( ´ ▽ ` )▼
小石川は東京グローバル10だけですが、英語教育推進校の上位版のグローバル10に指定されていてさすがという感じです。ちなみに小石川は、数学もSSHに選ばれていて、英数共にハイグレードな指定を受けています。
東京グローバル10はいろいろな先進的な取り組みを取り入れていかなくては指定されないので、それだけでも充分国際教育に力を入れていると言えます。
三鷹は、東京グローバル10に加え、国際交流リーディング校にまで選ばれていますのでかなり英語・国際教育に自信があるように思えます。偏差値的にも、小石川や武蔵のように高くなく比較するとコスパの良い学校と言えるでしょう。
WWLは南多摩が基準校指定を受け白鴎と一緒に進めています。
この2校はWWL以外にも英語教育推進校にも揃って選ばれており、白鴎にいたっては東京グローバル10以外すべて指定されていますので、英語・国際理解教育を目指したい方は選択するといいかと思います。この2校は偏差値的にも都立御三家ほど高くなく、コスパがいいと言えると思います。
WWLは文科省の取り組みで先進的なカリキュラムの開発や実践をする学校です。これからの実績が楽しみな学校ですね。
これらの学校に合格するための、
▼塾選びのまとめはこちらの記事で解説してます!!よかったらご覧ください!!▼
\\【都立中高一貫校受検】の失敗しない【おすすめ】塾選び 『中学受験に勝つ方法』//
まとめ
学校選びに苦労する原因はよく対象の学校を知らないことです。
なぜなら、知らなければ強みや学校に入って何ができるかわからないからです。
今回は英語や国際教育に強い学校をご紹介しています。
具体的には、偏差値と共に英語や国際社会教育に関連する推進校指定校のご紹介をしてます。
学校の選択する方法として、推進校や指定校に指定された学校から選ぶことは効果的です。
英語や国際理解教育を学びたい方はこれらの学校より選択するよいいでしょう。
理系・理数教育に強い、力を入れている都立中高一貫校のまとめはこちら
理系・理数教育に強く力を入れている都立中高一貫校はこちらで詳しく解説してます。
理系・理数教育に関する研究校・指定校をまとめてあります。
理系ならこちら
私は、英語に興味があり、いろいろ調べてみましたが、この記事は特にわかりやすかったです。ありがとうございます!都立中以外にも公立などがたくさんあるので、厚かましいですが、載せていただけると助かります。
コメントありがとうございます。
更新遅れていますが、頑張ってご期待に応えられるようにします。
これからもよろしくお願いします。